前回のブログでは、海外取引所で取引を始める為の流れについて説明しました😻
↓前回の記事はこちら
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海外取引所で仮想通貨取引をするための準備が整ったので、次は実際の取引(主に現物取引と先物取引)について説明します🤔
↓おすすめの海外仮想通貨取引所はこちらをお読み下さい😻
私がおすすめしている【bybit】への『あなたに合った登録方法』も紹介しています😄
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海外取引所の開設と軍資金の入金は完了したよ!!早く取引をしたい😀
暗号資産の取引(特に先物取引)はかなりリスクが高いよ!知識無くトレードを行うと、ほぼ100%資産を失うことになるので、しっかりと知識を身に着けてから取引を行おう!
※当ブログでは先物取引をオススメしているわけではありません。レバレッジ取引は非常にリスクを伴いますので、基本的にはオススメしません。しかし、この記事を見ている方は『仮想通貨のレバレッジ取引をやりたい!!』という方が見てると思いますので、危険は承知で取引をしたい方向けに記事を書いております。
現物取引と先物取引ってなに?
仮想通貨の取引(売買)には大きく分けると2種類あると思っています。
実際には、この他にも『積立』『ステーキング』『コピートレード』『マイニング』『アービトラージ』『EA(自動売買)』等様々な方法で稼いでる人がいるんですね😆
今回は基本の現物取引と先物取引の違い。そして先物取引のリスクについてお話したいと思います😙
※当記事は、【bybit】や【MEXC】等の海外仮想通貨取引所を利用する前提で書いております。
↓海外取引所のオススメ、お得に登録する方法はこちら😀
現物取引とは
現物取引とは、正しく『買う』『売る』の事ですね。
購入した仮想通貨はあなたのものですから、その仮想通貨を使って物を買う。人に送る。
当たり前のように感じますが、これらが出来るのは仮想通貨の『現物』を持っていないとできません😀
現物投資は『買って上がるのを待つ』というスタイルなので、すごく単純ですね😆
ただし、買ったあと価格がガクンと下がって一生戻ってこないトークンもあるかもしれないので要注意です😇
現物取引のメリット
現物取引のメリットを考えてみましょうか😆
当ブログの最大の目的は、『皆さんが仮想通貨取引でネットの記事に惑わされない!騙されない!』ですので、いつも通り『🔍仮想通貨 現物取引 メリット』で検索してみましょうか👀
ふむふむ。Google検索上位の何個か見てきましたが、だいたいこんな感じですね😀
①借金を負うリスクがない
②仮想通貨を保有できる
③わかりやすい
では、1つづつ見ていきましょうか(≧∇≦)
①借金を負うリスクがない
当然といえば当然なのですが、買った仮想通貨が無価値になることはあっても借金を背負うリスクはないですよね😀(ただし借金して投資している人を除く🤣)
これが最大のメリットと言っている記事が多いです。
(ほぼ全部)
しかし、海外取引所であればゼロカットシステムを導入しているので先物取引でも資産がマイナスになることはまず無いのです😀(国内取引所ではありえます)
↓ゼロカットシステムについてはこちらの記事で説明しているのでご確認下さい😻
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早速最大のアイデンティティが無くなっちゃましたね・・・・・・。
やっぱりネットは信用ならないのか!?
②仮想通貨を保有できる
これは間違いなくそうですね🙂私も上で話したように、送金したり決済したりするには現物を保有するしか無いのです。
ただ・・・・・・。
用途があって現物を保有するのは、もはや選択肢がそれしか無いのでメリットと言っていいか分かりませんが🤣
③わかりやすい
うん。そうですね。分かりやすい。
だって、基本売るか買うかしか無いですもの。
ただね。あくまで個人的意見ですよ??
メリットとデメリットを見比べて自分に合った投資を選択するわけですから、最低限どちらの方法も実行できる(もしくはしっかり勉強する)状態で選びたいものです。
例えば先物取引が『もうマジで意味分からない』くらい難しいのであれば理解は出来ますが、ぶっちゃけ現物取引とそんなに変わらんです。ある程度は初心者でもやりやすいように取引所がシステムを作ってくれています😎
初心者で取引所を開設して現物を買えるくらいの人なら先物取引もきっと出来ます!
と、いうわけでネットで検索して出てきたメリットは個人的にはあんまり魅力はなかったですね~😗
次は、私個人が思う現物取引のメリットです🙂
①ロスカットがない
現物取引は、保有しているトークンの価値が1/10になったとしても仮想通貨を失うわけではありません。
もしかしたらその後100倍になる可能性もありますので、ずっと持ち続けることで希望を持つことは出来ます。
※ただし、上場廃止や詐欺コインでの出金不可になることはありえます。
先物取引ではロスカット(含み損が増えすぎると強制決済で投資資産すべて持っていかれる)があるので、『どれだけ下がっても上がるまで待つ!!』ってことができないんです😢
②長期保有できる
仮想通貨は、利益が出るまで待って利益が出たら売る。が基本です。
ぶっちゃけいつ利益がでるかわからないですから、状況によっては数ヶ月から数年保有することになりかねません。
では、何故現物取引が長期保有に向いているのかというと、1つは上記で説明したロスカットが無いこと。
長く保有している間に含み損が膨らんでロスカットされると上がるのを待つこともできません🤣
そしてもう一つ(超重要)が、先物取引はポジションを持ち続けるだけで手数料がかかることです。
『レバレッジ手数料』とか『スワップポイント』とか『資金調達料』とか各取引所によって形は変わりますが、ポジションを持ったままとある時間を跨ぐと1日1回〜3回(取引所による)手数料が取られます。(極稀に手数料のない取引所もあります。)
数日〜数週間くらいであれば許容できるくらいの金額ではありますが、月〜年の保有では無視できない金額になり得ます😭
③現物取引の方が銘柄が多い
仮想通貨が取引所に上場する時、ほとんどが現物取引での上場となります。
従って、現物取引の方が取扱銘柄が多い取引所が多いです😃
『投資したい銘柄が現物しか無い』みたいなこともよくあります😎
私が思う現物投資のメリットはこんな感じですかね😎
続いてデメリットの方も見ていきましょう☝
現物取引のデメリット
またまた🔍仮想通貨 現物取引 デメリット』とネットで検索してみましょう♪
①少ない資金では大きな利益があげられない
②売りから入ることができない
こんな感じでした😃これには概ね同意しますね😆まさにこの2つが最大のデメリットだと思います😎
では、1つづつ解説していきます(≧∇≦)
①少ない資金では大きな利益があげられない
レバレッジの無い現物取引では、購入した銘柄が倍になれば投資額が倍になるわけなので非常に分かりやすいです。
しかし、いわゆるCEXと呼ばれる取引所に上場しているトークンで短期間で数倍になる銘柄は極稀です🙄
例えばビットコイン(BTC)はここ数ヶ月$25,000〜$32,000あたりをウロウロしています。(2023年9月現在)
BTCの過去最高値は、前回バブル時(2021年)に$70,000近くまで行っていますが、この高値を更新するとしたら次回のバブルの時(2025年)だと思われます。
※ビットコインは約4年に1回半減期というイベントを控えていて、過去の値動きを見ているとこの半減期の後に高値を更新しています。この流れから次は2025年にバブルが来ると言われていますが、次回も同じように高値を更新するとは限りませんので、自己責任でお願いします🙏
つまり、2倍以上になるとしても2年後くらいになる可能性が高いのです😣
時価総額の低いアルトコイン(ビットコイン以外のコイン)ならもう少し狙えるかもしれませんが、短期間で大きな利益を出すのは簡単ではないと思います😮
②売りから入ることができない
現物取引はあくまで買ったものを売るしかできません。つまり、手元に仮想通貨が無いと売ることができません😃
当たり前なことを言ってるように聞こえますが、先物取引では買い注文(ロング)と売り注文(ショート)どちらからでも入ることが出来ます。
つまり下がり相場でも利益を出すことが出来るんです♪
先物取引だと『下がりそうだからショートしよう』みたいに下がることを見越して利益を狙えますが、現物取引の場合は『下がりそうだから買うのをもう少し待とう』というように、下がるのを待って購入し上がったら売る。というような取引しかできないのです😢
まとめると、現物取引はリスクは少ないけど大きな利益は狙いにくいと言えると思います😎
続いて先物取引の方を見ていきましょう☝
先物取引とは(資金調達率・ファンディングレートの解説あり)
『先物取引』『契約取引』『デリバティブ取引』『レバレッジ取引』『仮想通貨FX』『証拠金取引』『信用取引』とか様々な呼ばれ方をしています😆
極稀に、『FXは為替用語だから仮想通貨で使うのはおかしーぜ!』みたいなツッコミを入れてくる人もいますので、誰かと話をする時は『先物』って言っとけば間違いないです😆
※厳密にいうとそれぞれは少し意味が違ったりするのですが、同じような意味で捉えて差し支えないと思います。
◆売り注文で取引ができる
◆レバレッジをかけて取引ができる
◆銘柄を保有できない
この3つが大きく違うところです♪
先物取引のメリット・デメリットと一緒に詳しく説明してみます😋
先物取引のメリット
①売り注文で取引ができる
現物取引は、【仮想通貨を買う】→【売る時に価格が上がっていれば利益が出る】という流れでした😎
先物取引の場合は、仮想通貨の価格が『上がれば利益が出る(買い注文)』と『下がれば利益が出る(売り注文)』の2種類で取引できます😄
買い注文はロングポジションと呼ばれ、売り注文はショートポジションと呼ばれます😋
ロングまたはショートを行う行為を、『ポジションを持つ』とか『ポジションを取る』とか『ロングする・ショートする』みたいに言うことが多いです😃
そして、現在持っているポジションの利益・損失を確定する行為を『ポジションを清算する』とか『ポジションを閉じる』とか『ポジションを決済する』とか言います😋
厳密に言うと、ロングポジションとは【買いポジションを持っている状態】。ショートポジションとは【売りポジションを持っている状態】の事を言います😙
ちなみに、現物で仮想通貨を購入する時はロングとは言わないし、売るときもショートとは言いません😋あくまで先物用語になります😊
※SNSとかで現物取引時にロングとか言うと、物知りな方々が注意してくるので(オブラートに包んで表現してます)要注意です😇(経験済み)
ちなみに、ポジションを持っている状態で利益が出ている状態を『含み益』、損失が出ている状態を『含み損』といい、決済して利益が確定することを『利確』、損失が確定する事を『損切り』とか言ったりします。
②レバレッジ取引ができる
レバレッジとは『てこの原理』という意味で、小さな力でもてこの原理を使えば大きな物を動かすことが出来る。つまり、少ない資金でもレバレッジを使えば大きな金額の取引ができるという事です🤗
先物で取引をする際、投資した資金のことを【証拠金】といいますが、レバレッジ10倍であれば証拠金の10倍の取引をすることが出来ます♪
分かりやすく言うと、利益も損失もレバレッジの倍数分になるということですね😙
超ハイリスク・超ハイリターンで痺れる取引ができます。
③資金調達料での利益が狙える
取引所にもよりますが、海外取引所では先物取引でポジションを持っていると、資金調達料という手数料みたいなものがかかります。
しかし、この資金調達料は払うときもあれば貰うときもあるのです🤓
今回は私が普段使ってる【bybit】を例に説明しますね🤓
↓私が利用しているbybitへのお得な登録方法はこちらの記事へ
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【資金調達料とは】資金調達率(ファンディングレートともいいます)を元に計算される手数料です。
資金調達率は、bybit(取引所)の先物価格とグローバルの現物価格(本来の価格・インデックス価格ともいいます)の価格差を無くすために存在します。
そして、資金調達率がプラスの時はロングしてる人がショートしてる人に手数料を払います。逆に、資金調達率がマイナスの時はショートしてる人がロングしてる人に手数料を払います。
※基本的には価格が上昇傾向にある時にプラス、下降傾向にある時はマイナスになることが多いです。各取引所の価格差を減らすのが目的なので、『Aの取引所はプラスなのにBの取引所はマイナス』みたいなこともあるのです。
先物取引が活発な取引所のファンディングレートは仮想通貨の相場を見極めるのにも非常に有用です。
この資金調達料の支払いが1日3回(9:00 17:00 25:00)8時間おきに発生します。
この、資金調達率がプラスの時にショートポジションを持つことで手数料が貰える事を利用して利益を得ている人もいます。
たとえばファンディングレートがプラスの時に現物で1BTC購入し、同時に先物取引(レバレッジ1倍)で1BTC分のショートポジションを持ちます。この状態では同額の買いと売りを所持していることになるので、価格が上がっても下がっても利益も損失もありません(現物と先物の多少の価格差はあります)この状態を『デルタニュートラル(デルニュー)』と言います。
この状態を長期間維持することで、ファンディングレートがプラスである限り資金調達料が貰えるわけです😛
(もちろんマイナスになる可能性もあります)
ちなみに、私はこの方法で儲けようとは全く思いません🤓
少ない資金だと利益とか無いに等しいです🤣
このデルタニュートラルを利用しての利益の取り方、ファンディングレート裁定取引(アービトラージ)については、興味のある人がいれば、いずれ説明するかもしれません。
先物取引のデメリット
①非常にリスクが高い
少ない資金で大きな利益を得ることが出来るということは、その少ない資金の全額を失うリスクも大いにあるということです。
たとえば、初心者がよく分からずにボラティリティの高い(値動きの激しい)銘柄でレバレッジ100倍とかロングすると、5秒でロスカットされるでしょう🤣
(経験済みです🤣)
少なくも、取引に慣れるまではハイレバレッジでの取引は止めましょう。
(むしろ高レバレッジは一生経験しなくてもいいくらい)
②取扱銘柄が少なめ
現物取引に比べると上場銘柄が少ない傾向にあります。
上場したての銘柄は現物でしか取引出来ない!なんてこともザラです😅
とはいえ、銘柄数の多い取引所であれば100を超える銘柄が先物取引に対応しているので、『少なすぎて面白くない!』ってことにはならないと思います。
③ロスカットがある
現物取引であれば、どんなに価格が下がっても投資額全額を失うことは稀ですが、先物取引であれば、損切価格を入れていないと全額失う(ロスカットされる)こともよくあります。
(こんなことを言ってると、「普通は損切設定してるからロスカットとかされるやつは素人やんw」みたいに煽ってくる先輩もいるので気を付けましょう)
④長期取引に向いていない・手数料(レバレッジ手数料・スワップポイント・資金調達料等)がかかる
メリットの項目でも説明した通り、海外取引所の先物取引の多くでは、資金調達料という手数料がかかります。
1度に払う金額は少額ですが、1日3回の支払いがあり、長期投資では無視できない金額になります。
そしてこの資金調達料は、資金調達率(ファンディングレート)を元に計算され、常に変動します。
『変動するとは言っても、大体どれくらいかかるのか知らないと怖くて取引できなーい!』という方も居るでしょうから、ご参考までに3日間ビットコイン(BTC)のロングを保有した場合の資金調達料を載せますね♪
※2023年9月2日〜2023年9月4日の3日間で証拠金約4ドルのレバレッジ40倍(つまり約160ドル分)で保有した結果です。
↑価格が1,000ドル以上下がってる😭
↓ポジション保有中に引かれた資金調達料(手数料)
$0.004
$0.004
$0.0006
$0.004
$0.01
$0.003
$0.004
$0.009
$0.002
今回の期間ではマイナスには1度もなりませんでした~😗
合計9回の支払(1日3回の3日分)で合計約$0.04になりました。
(端数は切り捨てしてるので実際はもう少し多いです)
けっかを分かりやすく日本円にしてみましょう🤓
証拠金約580円でレバレッジ40倍(約23,200円分の取引)でロングポジションを3日間保有した結果、約5.8円の資金調達料(手数料)を取られていました😑
たった3日で約1%取られたことになりますね。単純計算では月換算で投資額の10%取られる計算になります。
※資金調達率は変動するため今回の数値は参考にならないかもしれません
これで、長期保有するとどれだけ手数料が取られるか?のイメージはできたかな?と思います。
現物取引とは違い、先物取引の場合は預けた【証拠金】を元手に『いずれ決済する』前提で取引を行っているため、投資している銘柄を保有することはありません。
従って、送金したり決済したりに仮想通貨を使用することが出来ないのです😢
他の取引所に送付したり、個人ウォレット(メタマスク等)に送ることはできません!
最後に・・・・・・
今回も更新が遅くなり、そして話が長くなりました。
もっと簡潔に説明できれば良いのでしょうが、できるだけ丁寧に!初心者でも分かるように!を意識するとどうしても長くなりますね💦
次回は『先物取引のリスク』『何故負けるのか』『先物取引の必勝法!?』こんな話をしようと思いますので、興味のある方はブックマークをお願いします🙏
↓次の記事が更新されました😀
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今回も長話に付き合っていただいてありがとうございました!
どこかで誰かの役に立てたらと思います😙
ではまた~👋